RE: 長者町新聞

▼知らない単語を選択して、このボタンを押してください

記事 この記事について
1955

軽くて強い「オーロン当時、羊毛に似ていると言われた化繊です。
ごわごわしているそうです。
」衣料

秋から日本でもお目見得

いまアメリカや欧州でもてはやされている新しい合成繊維オーロンを使った国産衣料が近く日本でも売り出される。 オーロンは現在、衣料にされている化学繊維の中で一番羊毛に似ており、その上、丈夫で軽いので、欧米ではあらゆる織物に混紡されているが、最近は肌着、セーターなどのメリヤス縦横方向ともに伸縮性のある布のこと。
製品にも進出している。この化繊界のニューフェイス、オーロンについて調べてみた。
今ではもう見られない繊維ですが、昔はたいそう流行っていたようです。
現在はアクリルなどが主流ですね。
いつごろ別の繊維に代わったのかも知りたいです。
また、最も暖かな化学繊維もこの時期は気になります。
やはり天然の毛には敵わないのでしょうか。
個人的には最近、アルパカの毛がブームです。ふわふわであたたかいです。
静電気を防ぎつつ、暖かく過ごしたいものですね。
1956

長者町地下繊維問屋街 晴れの鍬入式終る

よろこびにあふれる長者町筋

さる八月二十八日、日本で最初の試みといわれる長者町地下街繊維問屋協同組合の「長者町地下繊維問屋街」の起工式が行われ、いよいよ実現の第一歩が踏み出された。
1957

伸びゆく合成繊維

繊維の革命時代へ 品質も向上の一途

前号にひきつづいて、ことしの繊維で最もめざましい発展を期待せられる合成繊維業界の現状と見通しについて述べてみよう。すでに合成繊維の出現によって“繊維の革命期”に入っているが、もともとひとつの繊維で万能のものはなく、これからはこれら各種繊維を適所に用いた複合混紡によって新らしい繊維が出来上ってゆくだろう。
1958

ナベ底の下からじわりじわり火がまわる

一番身にこたえるのが中小企業者

六月下旬から八月上旬にかけての各種の調査資料を統合すると「中小企業経営は、ナベ底景気とんでもない不況です。
のシワ寄せを受けて、次第に追い詰められ、今や瀬戸際に立っている」との窮迫した状態におかれていることが明かである。
1959

高層建築に生れ変る長者町

防火建築についてはこれまで本紙で度々書いたが昨冬十二月八日付の官報で長者町通りと大須仁王門通りが名古屋市最初の「防火建築帯」に指定せられた、つまり重点防火地区となったことは誠に喜ばしい朗報であった。
1960

商社筋の手持ち状況

プリント類とサマーウール勉強します

さわやかな初夏の香りとともに業界では夏の花形プリントが活況をおびて来た。このときにあたり本紙では各問屋筋の動向、ことに前売販売ならびに今後の生産計画について情報を集めた。
1961

秋物順調な出足

涼風で一段とピッチ

名古屋市中デパート、小売店筋の秋物戦は予想以上に残暑が長引いたため中ダルミ-息ぬきの感が強かったが、十月入りとともに秋涼の気が本格化してようやく軌道に乗ってきた。
1963

糸が下って屑上る

紬の流行に頭が痛い

生糸屑が足らない、絹紡業者はローシルク服地の流行で絹紡紬糸の需要が増加してきているが①生糸が相場の変化により、操業の低下がみられ、必然的に生糸屑が足らなくなっている。加えて②ウール、服地などに生糸屑が使われているので需要増加しており③さらに思惑買いが入って著しい値上がりをしている。
1965

長者町の名は永久に

町名変更あってはならぬ

長者町織物協同組合の顧問でもある加藤僚五郎氏が、今日の式典に出席することを待ちのぞんでおられたのであるが、先頃足を痛め、現在入院のためにこの席に見えられませんが、よろしくとの口伝えでありました。
1966

毛織修整業の専門工場化

工場のほとんどは愛知県に

毛織り物の仕上げにはぜひ修整業界を通らねばならない。戦前は織り物女工は自分で織った生地は自分がいくら夜遅くなっても補修しなければならないという苦しい状態であった。だが戦後は労働基準法ができて、戦前のような労働は許されなくなったうえに毛織り物の生産量が大幅に増大し、品質も向上したため、どうしても専門の修整工場が必要になってきた。
1967

絹の風合い持つ

日レ「第四の繊維(ポリエーテル)」市販へ

日本レイヨンは、このほど独自の技術で新しい合成繊維“ポリエーテル繊維”の商品開発に成功したので、近く本格的に企業化に着手、明春から市販を開始する。ナイロン、ポリエステル、アクリルにつぐ第四の合成繊維として関係業界では注目している。
1968

ブーツとおしゃれ

最近のブーツの普及率は目を見はるほどだ。一昨年末から人気はうなぎのぼり、昨年はさすがのメーカーも予想を上回る売れ行きに、精算が追いつかなかったということである。 しかし、ブーツをはきこなすということはなかなか大変なことで、この点、日本女性のおしゃれセンスも、世界一流になったといえよう。そのうえ無視できないのは女性の体位向上、つまりウエル・プロポーションである。いくら欧米の最新ファッションをとりいれるといっても、それをこなすプロポーションがなかったら無理な相談だ。
1969

企業倒産ふえる

前月の中部地区

東京商工興信所名古屋支社がこのほど発表した九月中の管内六件(愛知、岐阜、三重、静岡、富山、石川)の企業倒産(負債額一千万円以上)は七十三件、負債総額四十三億七千七百万円で、前月に比べ件数は十八・五パーセント、負債額は二十六パーセントそれぞれふえた。
1970

うける純綿の遊び着

番手糸の太さを表す単位。番手の数字が小さいほど糸の太さは太くなり、番手の数字が大きくなるほど糸の太さは細くなります。
を使った“純綿”のヤング向けカジュアルウエア(遊び着)の売れ行きがいい。気楽に着られるカジュアルウエアは年々消費量が増えているが、昨年の秋冬あたりから、この分野でも合繊に代わって綿が見直されはじめた。代表的なものではスラックス(Gパン)ジャンパー、スカートなどで“ざっくり”した厚手のものがウケている。
1970

さらさインド生地の一種です、詳しくは後日。
”10%値上げ

さらさのシーズン入りを迎えて紡績各社は、取扱い商社と恊働で新柄の発表を相次いでおこなっているが、ことしも製品(生地)価格が昨年実績を10%前後上回る見通しである。 各社の展示会発表で共通していることは、高級原料(コーマー糸)を使った高度加工(朱子織り、あるいはジャガードなど変り織、スクリーンプリント加工)品のウエイトが一層ふえ、高級化を意識的に進めている反面、原料・紡績加工費の上昇により、採算性が悪化したため、小売価格で1メートル当り50円程度の引上げを考えている。
2007

人気、ドビー素材ドビーとは製織りの際に経糸を上下に開口させる機械の一種で、その装置で織られる織物のことをドビー織という。
連続した模様を規則正しく織り出されているのが特徴で、その模様はドビー柄といわれ、柄でストライプを表現したものはドビーストライプと呼ばれる。アムンゼンやピケ、蜂巣織などはドビー織に属する。
のアンサンブル

G・W明けはインド祭で特価品を

八木兵・錦10号館の4階、ヤングミセスフロアのグランドチーフ・井村治久氏がお奨めする商品は、「母の日」向けの販促用企画商品のジャケット、アンサンブル。 今年は3月30日から売り場作りしてロング企画でアピールしたが、人気商品は「シルク綿のプリント・テーラージャケット」(卸売価格1980円)、「ドビーストライプのアンサンブル」(同2880円)。
ドビー織では無地・ストライプ・チェックといったシンプルな模様を織ることができます。
シンプルなものはどんな人にでも似合いますね。
2007

ゆかた商戦、ニーズの差別化対応

原反を山積みして売場作りを

「問屋が扱うゆかたの数量は日本一です」と自負する丹羽幸きもの館のゆかた売り場を担当する田口辰彦氏。 今年のゆかた商戦は「百貨店、量販店の戦略に見直しムードが強く、これまでの様なプレタ大量製造販売における一時言われた「安かろう悪かろう」ではなく、高級製品の大量流通のことです。
ゆかたの価格戦略は敬遠されるでしょう」と指摘する。 消費者のゆかたに対するニーズの変化に合わせ、価格本意の展開ではなく「いいもの志向」に合わせた売り場作り、差別化戦略が進むものとみている。
2007

ふとんは、活きかえる

捨てられるものから再生へ。 地球にやさしい環境を 興味のある方はご一報ください。
わたを打ち直し、仕立て直しをすることにより、古い布団を再利用すること。近年では、羽毛布団が主流であるが羽毛布団も洗浄・足しわたをしリフォームされています。
2011

婦人帽子のお奨めセット

小ロットの組合せが好評

八木兵・錦5号館の5月のお奨め商品は、「婦人帽子」売場から。 今シーズンは東日本大震災の影響もあってか「帽子」が見直されており、ここへきて動きが良い。 例年なら学童用の帽子、スポーツ向け、母の日向けのプレゼント用などの商品が本命であるが、今年は被災地向けを連想させるような紫外線除けを加工した「ツバ広の婦人帽子」が人気となっており、動きの主流である。