いまアメリカや欧州でもてはやされている新しい合成繊維オーロンを使った国産衣料が近く日本でも売り出される。
オーロンは現在、衣料にされている化学繊維の中で一番羊毛に似ており、その上、丈夫で軽いので、欧米ではあらゆる織物に混紡されているが、最近は肌着、セーターなどのメリヤス縦横方向ともに伸縮性のある布のこと。
製品にも進出している。この化繊界のニューフェイス、オーロンについて調べてみた。
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年 | 記事 | この記事について |
1955 |
軽くて強い「オーロン当時、羊毛に似ていると言われた化繊です。
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今ではもう見られない繊維ですが、昔はたいそう流行っていたようです。
現在はアクリルなどが主流ですね。 いつごろ別の繊維に代わったのかも知りたいです。 また、最も暖かな化学繊維もこの時期は気になります。 やはり天然の毛には敵わないのでしょうか。 個人的には最近、アルパカの毛がブームです。ふわふわであたたかいです。 静電気を防ぎつつ、暖かく過ごしたいものですね。 |
1956 |
長者町地下繊維問屋街 晴れの鍬入式終るよろこびにあふれる長者町筋
さる八月二十八日、日本で最初の試みといわれる長者町地下街繊維問屋協同組合の「長者町地下繊維問屋街」の起工式が行われ、いよいよ実現の第一歩が踏み出された。
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1957 |
伸びゆく合成繊維繊維の革命時代へ 品質も向上の一途
前号にひきつづいて、ことしの繊維で最もめざましい発展を期待せられる合成繊維業界の現状と見通しについて述べてみよう。すでに合成繊維の出現によって“繊維の革命期”に入っているが、もともとひとつの繊維で万能のものはなく、これからはこれら各種繊維を適所に用いた複合混紡によって新らしい繊維が出来上ってゆくだろう。
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1958 |
ナベ底の下からじわりじわり火がまわる一番身にこたえるのが中小企業者
六月下旬から八月上旬にかけての各種の調査資料を統合すると「中小企業経営は、ナベ底景気とんでもない不況です。
のシワ寄せを受けて、次第に追い詰められ、今や瀬戸際に立っている」との窮迫した状態におかれていることが明かである。 |
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1959 |
高層建築に生れ変る長者町
防火建築についてはこれまで本紙で度々書いたが昨冬十二月八日付の官報で長者町通りと大須仁王門通りが名古屋市最初の「防火建築帯」に指定せられた、つまり重点防火地区となったことは誠に喜ばしい朗報であった。
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1960 |
商社筋の手持ち状況プリント類とサマーウール勉強します
さわやかな初夏の香りとともに業界では夏の花形プリントが活況をおびて来た。このときにあたり本紙では各問屋筋の動向、ことに前売販売ならびに今後の生産計画について情報を集めた。
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1961 |
秋物順調な出足涼風で一段とピッチ
名古屋市中デパート、小売店筋の秋物戦は予想以上に残暑が長引いたため中ダルミ-息ぬきの感が強かったが、十月入りとともに秋涼の気が本格化してようやく軌道に乗ってきた。
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1963 |
糸が下って屑上る紬の流行に頭が痛い
生糸屑が足らない、絹紡業者はローシルク服地の流行で絹紡紬糸の需要が増加してきているが①生糸が相場の変化により、操業の低下がみられ、必然的に生糸屑が足らなくなっている。加えて②ウール、服地などに生糸屑が使われているので需要増加しており③さらに思惑買いが入って著しい値上がりをしている。
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1965 |
長者町の名は永久に町名変更あってはならぬ
長者町織物協同組合の顧問でもある加藤僚五郎氏が、今日の式典に出席することを待ちのぞんでおられたのであるが、先頃足を痛め、現在入院のためにこの席に見えられませんが、よろしくとの口伝えでありました。
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1966 |
毛織修整業の専門工場化工場のほとんどは愛知県に
毛織り物の仕上げにはぜひ修整業界を通らねばならない。戦前は織り物女工は自分で織った生地は自分がいくら夜遅くなっても補修しなければならないという苦しい状態であった。だが戦後は労働基準法ができて、戦前のような労働は許されなくなったうえに毛織り物の生産量が大幅に増大し、品質も向上したため、どうしても専門の修整工場が必要になってきた。
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1967 |
絹の風合い持つ日レ「第四の繊維(ポリエーテル)」市販へ
日本レイヨンは、このほど独自の技術で新しい合成繊維“ポリエーテル繊維”の商品開発に成功したので、近く本格的に企業化に着手、明春から市販を開始する。ナイロン、ポリエステル、アクリルにつぐ第四の合成繊維として関係業界では注目している。
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1968 |
ブーツとおしゃれ
最近のブーツの普及率は目を見はるほどだ。一昨年末から人気はうなぎのぼり、昨年はさすがのメーカーも予想を上回る売れ行きに、精算が追いつかなかったということである。
しかし、ブーツをはきこなすということはなかなか大変なことで、この点、日本女性のおしゃれセンスも、世界一流になったといえよう。そのうえ無視できないのは女性の体位向上、つまりウエル・プロポーションである。いくら欧米の最新ファッションをとりいれるといっても、それをこなすプロポーションがなかったら無理な相談だ。
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1969 |
企業倒産ふえる前月の中部地区
東京商工興信所名古屋支社がこのほど発表した九月中の管内六件(愛知、岐阜、三重、静岡、富山、石川)の企業倒産(負債額一千万円以上)は七十三件、負債総額四十三億七千七百万円で、前月に比べ件数は十八・五パーセント、負債額は二十六パーセントそれぞれふえた。
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1970 |
うける純綿の遊び着
太番手糸の太さを表す単位。番手の数字が小さいほど糸の太さは太くなり、番手の数字が大きくなるほど糸の太さは細くなります。
を使った“純綿”のヤング向けカジュアルウエア(遊び着)の売れ行きがいい。気楽に着られるカジュアルウエアは年々消費量が増えているが、昨年の秋冬あたりから、この分野でも合繊に代わって綿が見直されはじめた。代表的なものではスラックス(Gパン)ジャンパー、スカートなどで“ざっくり”した厚手のものがウケている。 |
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1970 |
“さらさインド生地の一種です、詳しくは後日。
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2007 |
人気、ドビー素材ドビーとは製織りの際に経糸を上下に開口させる機械の一種で、その装置で織られる織物のことをドビー織という。
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ドビー織では無地・ストライプ・チェックといったシンプルな模様を織ることができます。
シンプルなものはどんな人にでも似合いますね。 |
2007 |
ゆかた商戦、ニーズの差別化対応原反を山積みして売場作りを
「問屋が扱うゆかたの数量は日本一です」と自負する丹羽幸きもの館のゆかた売り場を担当する田口辰彦氏。
今年のゆかた商戦は「百貨店、量販店の戦略に見直しムードが強く、これまでの様なプレタ大量製造販売における一時言われた「安かろう悪かろう」ではなく、高級製品の大量流通のことです。
ゆかたの価格戦略は敬遠されるでしょう」と指摘する。 消費者のゆかたに対するニーズの変化に合わせ、価格本意の展開ではなく「いいもの志向」に合わせた売り場作り、差別化戦略が進むものとみている。 |
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2007 |
ふとんは、活きかえる
捨てられるものから再生へ。
地球にやさしい環境を
興味のある方はご一報ください。
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わたを打ち直し、仕立て直しをすることにより、古い布団を再利用すること。近年では、羽毛布団が主流であるが羽毛布団も洗浄・足しわたをしリフォームされています。
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2011 |
婦人帽子のお奨めセット小ロットの組合せが好評
八木兵・錦5号館の5月のお奨め商品は、「婦人帽子」売場から。
今シーズンは東日本大震災の影響もあってか「帽子」が見直されており、ここへきて動きが良い。
例年なら学童用の帽子、スポーツ向け、母の日向けのプレゼント用などの商品が本命であるが、今年は被災地向けを連想させるような紫外線除けを加工した「ツバ広の婦人帽子」が人気となっており、動きの主流である。
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