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まちとアートの化学反応ー真夏の大縁会などなど回想から

行ってきました~表題のイベント。

夏のさかりの夜をより一層暑く熱く過ごしましょう..名古屋のど真ん中でと言う非常に濃厚なイベントです。今年でもう3回目くらいかしら。

初日夜の延藤安弘さんの幻燈会は、臨場感あふれるスライドと迷いの無いなにわ弁、心はアノニマス語?なトークで、まちの物語を楽しめるのが好評です。

生憎の雨にもかかわらず、たくさんの人が見に来てましたね。

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まちとりさんのフェイスブックから拝借

 

 

 

 

 

 

 

 

延藤さんは、日本における住民参加によるまちづくりのカッティングエッジ的なお人。

その大切さを、まだ日本のまちづくり=スクラップ&ビルド(未だにそういう都市もあるわね)をだった頃から提唱されてます。

まちをつくるんじゃなくて「育てる」んだっていう、「まち育て」という考え方です。

ハナレの前身は長者町のマスタープラン企画会議の中の「まち学習」という部会なんですが、

まちの人から愛されるような呼び名をと、「ハナレ=離れ」と名付けてくれたのが延藤さんです。

対する母屋は、全国を流れ流れて延藤さんが今ここ、名古屋の長者町にかまえている拠点「まちの会所」です。建築系の人だけあるネーミングです。

長者町カルタ「会所」

↑「会所」の由来は上記カルタ札

 

さて本題に戻りますと、この幻燈会のテーマ「まちとアートの響きあう星空」。

「灰色よりもカラフルに」という札が長者町カルタにもありますがこの「シャッターペインティング」の取組み、10数年前にさかのぼるかと思います。

長者町カルタ「シャッター」

まちに彩りとやさしさをという気配りと同時に、異質なものをとりこんでみようというチャレンジ精神を感じます。

三年前のあいちトリエンナーレの誘致を皮切りに、まちとアートの出会いの物語は次々と連鎖反応を繰り返し、その熱はとどまることないのですが、

その代表的な取組みの一つが「長者町アートアニュアル」です。

ハナレのメンバーの一人がその事務局をつとめ、アーティスト=まちの人=まちの人=色んな人、まち=アート=いろんな出来事

をつなぎつくりだしてます。

そんな動きしかり、アートをうけとめたまちの内外の人々がまちが、どう変わってきたのかを幻燈写真と延藤さんのリアルな語りから楽しめるのですが、

それがもう地域と、アートと、人との一体化に他ならない時間空間..そのものなんですよね。

そうやって、人は場所と同時に、能動的にもふとしたきっかけ程度にしても、活動や感覚をシェアしながらちょっとずつ育ち合っていくのかなと思いましたね。。

 

っていう気持ちをまだ体験した事無い人、それはもったいない。

年に何回かやってるので(多分)またの機会をお楽しみに!晴れます様に。

 

 

 

 

 

 

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